フィレンツェのホテルを8時半に出発。曇り空の中を高速道路を通ってピサに向かう。ピサの町は古く12世紀にから貿易港として栄えた港町であったがその後フィレンツェが栄えたため次第にそちらに人々が移っていったそうだ。
観光バスは寺院の手前の駐車場で降りて20〜30分歩かなければならなかった。 |
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聖堂の手前には大きなドームが立っていた。 |
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目指す斜塔は一番奥に傾いて立っている。
斜塔に登るためには事前の予約と荷物の預け入れが必要で又入場制限があるため、1時間ほど待たなければならない。 |
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そこで待ち時間を使ってドームの中を見物することにした。 |
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この建物は洗礼を受けるための洗礼堂で中央に聖水を収める洗礼盤が収められている。この中心部で声を出すと堂内に反響し暫く残響が残る。 |
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順番が来ていよいよ斜塔に登る。 |
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斜塔の中心部は上まで空洞になっている。
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当然のことながら階段は螺旋状で、柔らかい大理石でできているため各段はすり減っている。それも塔が傾いているため傾いた方向に偏っていた。 |
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頂上には大きな鐘が吊り下げられていた。 |
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しかし現在では鐘を鳴らすとその反動で塔が傾く恐れがあるため、スピーカーで鳴らしているそうだ。 |
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展望台からは寺院の全貌と周りの街並みが見下ろせる。 |
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ピサの斜塔を見終わってから周囲の城壁を回って歩き昼食のためレストランまで歩く。 |
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昼食後、又車に乗って高速道路にのりローマを目指す。ローマ市内に入ると道路は混雑していてホテルに着いた頃には日がどっぷり暮れていた。 |
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