レストラン訪問記  2005


広東名菜  赤坂璃宮
(カントンメイサイ アカサカリキュウ)


食 事 風 景


 私の通っている調理師学校の校外研修の一環として食事をした時の記録です。
 我々はこれを食べるだけのためにわざわざダークスーツにネクタイを締めて3時間以上バスに乗って出かけました。

飲食日時:2005年7月20日(水)
     午後12時40分〜3時

場  所:東京都港区赤坂2-14-5
      プラザミカドビルB1F

料理種類:中華料理

業  態:

利用動機:調理師学校の校外研修

ウェブサイト:http://www.rikyu.jp/

店舗入口
献  立:

焼き物前菜盛り合わせ
蟹肉入りフカヒレスープ
北京ダック
ホタテ貝と季節野菜の炒め
和牛の黒胡椒炒め
手長海老のスパイス揚げ
黒米炒飯 蓮の葉包み
フルーツ入りアンニン
豆腐黒ゴマ揚げ団子

飲 食 代:10,000円(税、サービス料込み)

献立表





焼き物前菜盛り合わせ


焼き豚、ガチョウの唐揚げ、くらげ、錦糸瓜の酢漬け

コメント:
ガチョウは香料の八角が良く効いている。

蟹肉入りフカヒレスープ


コメント:
蟹肉が多くてフカヒレが少なかった。

北京ダック


包餅(丸い形の皮)の真ん中よりやや下方に甜麺醤(テンメンジャン)をぬり、その上にアヒルの皮、葱と胡瓜のせん切りをのせる。そして、包餅の手前を向こう側に畳み、左右を折ってから食べる。


ホタテ貝と季節野菜の炒め


季節の野菜として葱、シメジ、アスパラガス、人参が入っている。

コメント:
口の中で堅いものが当たったため口から出すとホタテの殻だった。
ホタテアレルギーがあるので野菜のみ食べる。

和牛の黒胡椒炒め


牛肉と一緒にパプリカ、インゲン、ベビーコーン、パプリカ、葱を炒めている。

コメント:
野菜がさっと炒められており特にベビーコーン、インゲンの生の風味が残っている。

手長海老のスパイス揚げ


ニンニクと生姜の微塵切りで香りを出した油で殻付きの手長海老の尻尾とマコモタケを揚げたもの。ツマとしてコリアンダが添えられている。


黒米炒飯 蓮の葉包み


黒米を混ぜた米に干しエビ、卵の白身、腸詰めと一緒に炒めて蓮の葉で包み蒸し上げたもの。



フルーツ入りアンニン豆腐



コメント:
美味しかった。今日の料理で最も好評だった。


黒ゴマ揚げ団子


コメント:
形が面白く作ってみたいと思った。



  料理は広東料理のためか薄味で全般的に美味しかったが、ウイークデーの昼食で40名余りの団体と言う条件付きで考えると少々値段が高いようにも感ずる。やはり都心の一等地にあるためだろう。

余談:
 6番目の料理”手長海老のスパイ素揚げ”の時直径10cm程度の銀色のボウルが配られ茶色の液体を注がれる。何だろうと首を傾げたが唐揚げを付けて食べるための天つゆだろうと思い付けて食べてみた。味がしない、と言うことで少し飲んでみる。うすい烏龍茶のような味がする。どうもおかしいと言うことで係りの人に聞いてみたら
   「手長海老の皮を剥く時に手が汚れるのでその手を洗うための水です。」
 よく聞く笑い話を地でいってしまった。手洗い用の水であれば色を染めるなよ!!



終わり