ROTORUA STAY/ New Zealand 2002

我がロトルア遊学記

8月28日(水)

午前中の授業

 今日は、"might"の使い方のお勉強。そう言えば昔習ったのだが、この言葉を使う表現方法など忘れていた。何時も”まmay be"や"probably"を使っていた。早速帰ってからホームステイ先で使ってみる。

 今度のクラスには、若い人に交じって30代か40代と思われる韓国女性が1人いて、彼女には11歳になる一人息子がいることが先日の自己紹介で分かっている。何故ここにと興味を抱くのは私だけではないだろう。そこで早速インタービューしたところ、ソールの近郊に住み、彼女の夫は獣医で現在、動物用の製品を作っている会社に勤めているとのこと。息子が半年前からこちらの小学校に入ったので付き添いで来ているのだそうだ。彼女自身は我々の学校に入ってからまだ三週間。ロトルアに週150ドル(8400円)で寝室の二つ付いた借家に住み、中古の日本車を持っている。何故夫と別れてまでここに居るのかというと、これからは英語が出来ないと世界に通用する人間になれないからで2年間頑張らせてその後、息子を母国の中学校へ入れるという。以前テレビで見たこともあるが、韓国の教育熱も大したものである。毎日夫には電話をしているそうなので、電話代も大変だろうと言ったところ短時間なのでそれ程でもないと笑っていた。

<今日のアクティビティー>
ルージュ

 昨日と同じメンバーでルージュをやりに行く。私が住んでいるホームステー先の近くにあるンゴンゴタハ山には麓から中腹のロトルア湖が良く見渡せる所までゴンドラが設けられている。そのゴンドラに乗ってゴンドラの終点まで行くとルージュの出発点がある。我々は、各自ヘルメットを被ってからハンドルの付いた小さなプラスチック製の三輪車に乗って坂を下る。ハンドルを前に引くと動きだし、更に手前に引くとブレーキがかかる。私は、ルージュは今回が初めてである。
 コースは初心者コースと中級コースと上級コースの全部で三つに分かれている。我々は当然ながら先ず初級コースでトライ。おっかなびっくり乗ってみたが旨く出来ていてこのコースはゆっくりと走る。次に中級コースで滑る。このコースになると多少スリルが出てくる。そしてその次の上級コースとなると途中で急な坂を多少ジャンプするスリリングな場所がある。上級コースを二回滑ったところでタイムアウト。この前のパターゴルフと同じで多少子供っぽいが結構楽しめた。
 この日も良い天気だったのでロトルア湖の展望が楽しめた。
 今日は、たまたまゴンドラの乗り場で先週の土曜日にDVD映画を一緒に見たイギリス人の先生であるアダムスが彼女を連れてきていた。今日で学校との契約が終わり、これから彼女と一緒に南島を回って故郷に帰るとのこと。彼女はスエーデン人だという。ルージュを終えてゴンドラで下りるとき、たまたま私だけ彼らと向かい合わせに座ったのだが、ゴンドラは狭い四人乗り。私が直ぐ向かいに座っていてもお互いに手と手をしっかり握ってチュチュ、チュチュやっているので、目の置き場所に困った。私が外の写真を撮っていると、彼の申し出で私の写真を撮ってくれたが、さすが私は彼らの濃厚なシーンを近くで撮る勇気はなかった。

<今日の夕食>
 骨付きポークのステーキ、マッシュドポテト、ニンジンとグリンピースとコーンの塩ゆで、赤ワイン。

 ルージュをした後そこのトイレでデジカメを盗まれる。見つかればよいのだが。

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