このホテルには昨晩と今晩の二泊。部屋はモスクワ同様余り広くないがこざっぱりしていて設備もまあまあ。
部屋に付いている二つの窓が小さくて場所がずれている |
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| ホテルを出る時にホテルの外観を見てみるとこの通り各部屋の窓がアトランダムな配置デザインであることが分かる。 |
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| ９時半に出発して町を走ると昔の首都らしく凱旋門が建っている。 |
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| 市街電車も走っているが今日が日曜日のせいか余り乗客は乗っていない。 |
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エルミタージュ美術館の開館は午前１０時半と遅いため先ず土産物店に入る。
店内には色々な顔や衣装のマトリョーシカが大小取り混ぜて沢山棚に並べられている。人形を上下に明けると最低３個、多い物では１０数個の物まである。 |
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| 中にはどこかの大統領の顔をしたものまで売られている。 |
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| この国特産の琥珀を使った装飾品も沢山並んでいる。 |
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| その他ロイヤルイースターエッグを象ったものも売られている。 |
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各自早々と土産物を買い集めたところでいよいよエルミタージュ美術館に向かう。
因みにエルミタージュとは「隠れ家」とか「庵」という意味だそうだ。随分豪華な隠れ家ではある。 |
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| エルミタージュ美術館の入口の前には宮殿広場があり、反対側には弓形に広場を覆うように参謀本部だった建物が建っている。 |
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| 正面玄関を入ると赤い絨毯の敷かれまばゆい金色の光に照らされたた階段がある。 |
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| 周りの壁は白く塗られ所々に金の装飾が施されている。 |
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| 天井にも華麗な装飾や絵が描かれている。 |
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美術館の本館であるこの建物はロシア皇帝が冬に過ごした宮殿であるため冬宮殿と呼ばれる。
館内に入って先ず通されたのが金色に彩られたギリシャ様式の柱が立ち並ぶ大ホール、紋章の間。今でも式典などに使われるという。 |
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| 次はゲオルギーの間。 |
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| 此処にはロマノフ王朝歴代皇帝が座った玉座がある。 |
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| 本館からエカテリーナ二世によって増築された小エルミタージュへ向かうと当美術館でで最も人気のあると言われる孔雀のからくり時計が置かれている。この時計は定時にきれいな羽を広げるという。 |
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| ラファエロの回廊と呼ばれる廊下には１１年の歳月をかけて完成したという聖書の名場面が描かれている。 |
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| この後途中館内のカフェで軽食を取りながら５時間程度かけて名画、名品を一通り見物する。 |
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| 館内で観賞した名画の一部はエルミタージュ美術館の名画のページを参照。 |
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エルミタージュ美術館の名画 へ
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| 美術館の観賞を終えてバスはネバ川沿いを走ってレストランへ向かう。 |
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| 今晩のメニューは野菜スープ、チキンキエフとアップルパイ。 |
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| チキンキエフは真ん中をナイフで切ると溶けたバターがこのように流れ出てくる。 |
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| アップルパイとはどうしても思えない。 |
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| 夕食後予め予約しておいたバレエ観賞に向かう。場所は繁華街にある大きな建物の横の小さな入口から入る。 |
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| ２階に進むと中は結構広かった。此処は国立サンクトペテルブルク音楽院の歌劇場。 |
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| 観劇を前に此処で軽食を取っている人もいる。 |
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ホールの中は客席が３階まであり結構大きい。開演までにはほぼ満席になった。 今日の出し物はハチャトリアン作曲のスパルタクス。内容はローマの奴隷となった主人公が反乱を起こし殺されるまでを描いたもので、昔アメリカ映画で見たことがある。
座席は前から４番目の中央近くと観賞するには良い位置だったのだが、床の傾斜が余りなく前に大柄なロシア人男性が座ったため頭が邪魔で彼の頭の移動に伴って此方も頭を動かしながらの観劇となった。 |
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当然観劇の間の撮影は禁止。劇が終り全員揃っての挨拶の所だけ撮影。
因みに本日の席料は手数料を入れて１人２２，０００円也 |
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| 観劇が終わって劇場を出る。建物はライトアップされていた。 |
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| この劇場の向かい側にはチャイコフスキーの有名なバレエ、白鳥の湖や眠れる森の美女等が初演された事で有名なマリインスキー劇場が建っている。 |
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