ROTORUA STAY/ New Zealand 2002

我がロトルア遊学記

10月23日(水)

午前中の授業

 明日から3日間テストだという。明日はスピーキングとリスニングのテスト。そして今回は、スピーキングのテーマをくじ引きのようにして短冊になった紙を引いて、そのテーマで話すことになった。私が引いたテーマは、”学校時代に一番気に入った先生について話しなさい。”というものだった。それについて話すには余りにも年が経ちすぎているので先生に話したところ、誰かと替えましょうと言うことになって、結局”今までで最も良かったことについて話しなさい。”という題に決まった。
 ホームステイ先に戻って考えて原稿を書き、アーネットにチェックして貰う。

午後の授業

 今日と明日は、先生が、サリー。この先生は、声が高くておまけに良く大きい声を上げて笑うので、耳に刺激的でどうも苦手である。
授業は、相変わらず単調。
日本人と韓国人

 私が今通っている学校の国別構成は、学校から聞いたわけではないが、概略中国人と日本人と韓国人とその他の割合が、大ざっぱに言って3:3:3:1程度と見て当たらずとも遠からずだと思う。
 その中で、私の場合には年齢の差もあって特別親しい友達がいるわけではないが、それでも人間の常として比較的親切にしてくれたり心やすく話しかけてくれる人達と仲良くなる。日本人ついては、言葉の障害がないから別とすれば外国人では韓国人と良く話をする。昼食も彼等と一緒である。その理由の一つとして、私が、食事時に彼等のところに行くと、どうぞどうぞ、と若者が席を立って私に席を譲ってくれたのがきっかけである。その点では、韓国人は日本より目上や年寄りに対して日本人よりも礼儀正しい。未だ席を譲られる年ではない、と言いたいところだが、若い人達と一緒に食べる方が食事も美味しいので有り難く座らせて貰って食事をしている。
 他の日本人でもどういう訳か韓国人に親しい友達を持っている若者が多い。私は今まで韓国には一度も行ったことがないし、行ってみたいと思ったこともなかったのだが、此方へ来て多くの韓国人と話してみると多くの点で日本人と韓国人は共通点があること分かった。食事も唐辛子を好む以外では、殆ど同じような食べ物を好む。因みに私は此方へ来てから、今日現在日本食レストランに2回しか行っていないが、韓国レストランには4回も行っている。
 私達の年代までは、ともすると韓国人に対する偏見が有ったし、韓国人も我々に対する憎しみが有ると思うが、今の若者達にはそれらが全くない。
 ニュージーランドへ来て、隣国の良さが分かった。
 
 

韓国人の弁当

<今日の夕食>

 牛肉、キャベツ、ニンジン、タマネギ、マッシュルームの入ったカレー。ライス。グリンピース。
 カレーにしてはさほど辛くなかった。
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