山ヤマ歩アル記　日向山　２００１
１，６６０ｍ

日向山の山頂「雁ケ原」から見る風景
林を抜けると一面白砂の台地が現れ紅葉の山々や八ヶ岳が一望に見渡せるパノラマが広がる

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期　日：２００１年１０月２０日（土）
天　気：快晴
行　程：清水・友人宅発(6:15)-登山口着(8:45)登山開始（9:00)-日向山［1,660m］山頂(11:00-13:45)-登山口(15:15)-清水・友人宅着(18:45)

今年の夏カヌーを一緒にやった友人と三人で日向山へ登った。この日は、風もなく晴天に恵まれ山の上の方では紅葉も始まって絶好の登山日和となり、沢山のハイカーが登っていた。
　さあこれから登山開始。
　お二人とも山は初心者でこの日のためにザック、ストック、靴とシャツを新調し、数日前から毎日点検し準備怠りなかったとのこと。
　登山口付近は、未だ緑が多く所々に紅葉している木が見られる程度。
　木々の間から富士山の雄姿が垣間見える。
　唐松林も黄色くなり始めている。
　頂上に近づくに連れて木々が紅葉の色を増してきた。
　ゆっくり歩いて２時間程度で頂上に到着。
　頂上付近は、白い岩が風化した白砂で覆われ、登ってきた方向の反対側は、急なスロープとなっている。
　一汗かいたところで八ヶ岳の雄大な景色をバックに先ずはビールで乾杯。
　各自奥方差し入れの手作りのご馳走を出し合って舌鼓を打った後、各自の携帯電話でそれぞれの奥方に感謝の電話をする。
　何のことはない、何れも所詮リモコン亭主なのである。
　飲んだ、喰った、酔った、疲れた。
　先ずは一眠り。
　頂上周辺は、白砂の中から奇岩が露出して異様な風景である。
　紅葉の山々の向こうには、富士山が雲から頭を出していた。

後記：
　この山は、私が最も好きな山の一つである。頂上の白砂と岩の形が美しいことと見晴らしがすばらしい為である。今までに４，５回登っているが、やはり秋の紅葉の頃が一番ではなかろうか。
　今までは、車止めから比較的平坦な道を小一時間歩き、”錦の滝”という登山口から急な斜面を登るコースであったが、今回は下りに利用するなだらかなコースを往復した。お陰で紅葉をゆっくり味わいながら登ることが出来た。
　尚、この山の難点は、登り口に駐車スペースが余り無いことである。
　

日向山　終
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