山ヤマ歩アル記 鎌ヶ岳 ２００６
（カマガタケ）
標高 １，１６１ｍ
北緯 、東経
花崗岩の山、鎌ヶ岳の山頂
| 期 日：２００６年 １０月２２日（日） 天 気：曇り 行 程：静岡発(5:00)-静岡ＩＣ-四日市ＩＣ-湯の山温泉、一ノ谷御在所山の家付近(8:15)-武平峠(9:45)-鎌ヶ岳頂上(10:45)-武平峠付近で昼食(11:50-12:30)-武平峠(12:40)-（湯の山温泉で入浴）-静岡着(18:40) |
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| 鎌ヶ岳： 三重県四日市市・三重郡菰野町と滋賀県甲賀郡土山町との境。近鉄湯の山線湯の山温泉駅の西南西5㎞。鈴鹿山脈中部にあり、全山花崗岩からなる。南に延びる主稜線は水沢峠付近までやせた岩稜で山頂直下のキレットはこのコースの難所となっている。 出典：コンサイス日本山名辞典<三省堂刊>より抜粋 |
 下山口立て看板より |
| 東名高速道路の豊田から伊勢湾岸道路の四日市ＩＣを出て国道477号線を菰野町方面に１０㎞の所にある湯の山温泉付近の登山口から登る。狭い国道沿いに車を停めるので予め近くの道の駅で一旦停車し、靴を履き替え荷物を各自膝においてスムーズに下車できるようにしてから現場に向かう。幸いバスが駐車できる場所が確保できたので下車してゆっくり準備に取りかかることが出来た。今日の参加者は総勢１９名。 周りの駐車スペースには乗用車がずらりと並んでおり、多くの登山者が入山しているようだ。 |
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| 国道から脇道に入り登山口と書かれたコンクリートの階段を上って登山開始。今日は曇り後雨の生憎の天気。バスを降りた時点で雨がぽつぽつしてきたので何人かはザックカバーを装着する。 |  |
| 今月は北アルプス等彼方此方の山で雪による遭難事故が多発しているため皆大事を取って少々厚めの装備で登り始めたのだが、今日は湿度が高く結構な勾配を登るため１０分も登ると体が熱くなってくる。３０分経ったところで一休みして汗をぬぐい上を脱いで軽装になる。 |  |
| 今日のルートは武平峠付近まで国道４７７号線、通称鈴鹿スカイラインと所々で隣接している。但し車道は九十九折りの道なので登山道の方が距離的には可成り短い。 |  |
| 途中石で出来た鳥居と石塔が立っている場所を通る。昔この道は近江の国に向かう街道だったのであろう。 |  |
| 三重県と滋賀県の県境をなす鎌ヶ岳と御在所岳を結ぶ稜線の下を貫通する国道のトンネルの三重県側入り口付近に到着。これから武平峠に登って鎌ヶ岳山頂へ向かう。帰りはこのトンエルの滋賀県側出口に下りることになっている。 |  |
| ９時４５分武平峠に到着。稜線に出たので風が通り、蒸し暑さが消える。歩いていて心地よいが、ガスで見通しは悪くなってくる。 |  |
| この時期紅葉を期待してきたのだが既に可成り葉が落ちており、木について入る葉も茶色が目立つ。落ち葉もくすんだ色ばかりである。 |  |
| この山は花崗岩で出来ており、上に登るに従ってその岩肌が露出してくる。 |  |
| 雪渓を感じさせるような白い白洲も見られる。大きな岩を縫うように作られた登山道を石にしがみつきながら息を弾ませながら登る。 |
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| 頂上付近にはロープや鎖が設けられ、その急な斜面を登ること２０分。頂上に到着。 |  |
| 山頂も花崗岩が積み上げられている。生憎の霧で全く見晴はきかない。景色ががよいと聞いていただけに残念無念。 | |
| 皆で記念写真を撮る。ガスで後ろの人の顔もおぼろにしか見えない。 頂上は場所も狭く人も多い。時刻も未だ１１時前なのでそのまま下山し適当なところで昼食を取ることにする。 |
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| 結局武平峠を過ぎた下山口付近の木陰で昼食を取り、１２時半過ぎ無事下山。幸い心配された雨も降られずにすんだ。 少人数であれば、反対側の御在所岳と両方を一日で登ることも出来そうだ。 帰りは湯の山温泉でゆっくり温泉に浸かりビールで喉を潤して帰途に着く。 |
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| 今日は生憎の天気で頂上からの見晴も悪く、又紅葉も今年は良くなかったので残念ではあったが低い山の割には鎖場があったりで久し振りによい汗をかき、又温泉に浸かることが出来たので良い一日を過ごすことが出来ました。 |