今回は初めて青函トンネルを利用し列車で北海道を訪れることにした。事前に二人分の切符を購入し、早朝静岡を出発。東京駅で息子と落ち合って東北新幹線に乗り、青森から在来線に乗り換えて函館経由で大沼公園に向かう。
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青森以北に列車で行くのは実に５２年ぶり、その頃は青森に夜着いて青函連絡船の三等船室で畳の上で寝ながら渡ったのを思い出す。あの時は大きな船にもかかわらず船酔いして眠れなかった。
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| 列車は暫く走ると地下トンネルの中へ。座席の前には地下トンネルの長さや走行時間がパネルに図示されている。 |
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| トンネルを抜けると北海道に入る。今日は快晴で湾を隔てて遠くに函館の町が見える。 |
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| 昼頃函館に到着。静岡を早朝発ってその日の午前中に函館まで着くようになり隔世の感がある。来年の３月には新幹線が函館まで乗り入れると言うから更に短縮になる。 |
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| 大沼公園には夕方着けばよい為、函館山に立ち寄ることにする。駅の案内所で尋ねると市内バスが便利とのことで、それに乗り込みロープウェイ駅に向かう。 |
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| ロープウェイに乗って頂上へ。今はオフシーズンで空いてはいたが中国語を喋る外国人が多い。 |
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先ず、記念写真を一枚。
函館山と言えば日本三大夜景の一つ。長崎と神戸は昔訪れたことがあるが函館は無い。学生時代に函館を訪れた時は朝着いてそのまま汽車に乗り大沼に向かったためである。 |
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夜景もすばらしいであろうが昼間の景色もなかなか良い。
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| 海の向こうにこれから向かう駒ヶ岳が遠望できる。 |
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| 直ぐ下には教会の建物が見える。 |
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| 再び地上駅まで戻る。次の列車まで可成り時間があるので函館駅まで歩くことにする。 |
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| 先程上から見た教会の前を通る。 |
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海岸通に降りてくると波止場の近くに赤い靴を履いた女の子の像が立っている。確か横浜にあるというのは聞いたことがあるが、函館にもあるんだと思った。
後で調べるとこの子は静岡生まれでその為静岡の日本平にもその子の像が立っているそうだ。 |
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| 海岸沿いに進むと昔の倉庫街に出る。 |
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| それらは皆改装され装いを新たに商店街になっている。 |
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| 足湯に浸りながら休憩をとれるコーナーも用意されている。 |
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| 波止場には昔活躍した青函連絡船が役目を終えて係留されたいる。 |
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| 函館駅の近くの観光市場は午後なので閑散としている。 |
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| それでも生け簀の中にはイカ、タコ、エビ等が泳いでいる。 |
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函館から大沼公園までは特急で３０分の距離だが列車は３時間に一本位しかない。駅に戻って１時間程待って列車に乗り込む。
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| 大沼公園駅に到着。此処で下車したのは我々だけだった。 |
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| お世話になるホテルは駅から歩いて３分程の林の中にあった。此処はＪＲ北海道が経営しているが時節柄親会社の赤字の穴埋めだろう、今年の秋を目処に身売りするそうだ。 |
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| 建物はアメリカンスタイルで一部二階建ての平屋。 |
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| 玄関前の広場から駒ヶ岳がよく見えるかと思ったら林の隙間から頂上がちょこっと見えるだけ。スタッフに確認したところ冬に着ていただければ木の葉が落ちて全体がご覧いただけるとのことだった。 |
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| 我々の客室は２階で部屋の広さはそこそこだったが、クローゼットが無く衣服を壁に掛ける形式なのが不便。 |
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| このホテル、温泉ではないことは承知していたが、インターネットで調べたところでは流山温泉に無料送迎とあったので良かろうと思っていたのだが、今年の３月で流山温泉は閉じたためこのサービスは終了と聞き、少々がっかり。 |
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| 夕食はサラダとスープそれにビーフシチュー。 |
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