朝８時前にホテルを出発。今日はスイスの国境を越えてイタリアの南チロル地方へ向かう。
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| 途中スイスの童話作家、アロイス・カリジェの「ウルスリの鈴」のモデルになったことで知られるGuardaグアルダという村に立ち寄る。この村は街道から少し山に上がった斜面にあり、曲がりくねった石畳の通路の両側に石造りの家が並び、通路の所々に掘られた井戸から常に綺麗な湧き水が湧きだしている。 |
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| 家の壁には窓の周りや空間に様々な模様の絵が描かれている。 |
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家の外の日溜まりでは老人や子供がのんびりと座って日向ぼっこをしている。何とも長閑な風景である。
暫く村を散策して回る。 |
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| 「ウルスリの鈴」の表紙絵（写真左）に出てくる家の扉を見つけてＳがポーズ。 |
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| 次に小山の上に廃墟となった要塞のような塔が立っている村Ardezアルデツを訪ねる。 |
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| 小山の麓に車を留めてこの塔を目指して登ってみることにする。 |
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登ってみると塔の下の入り口は閉められていてはいることは出来なかった。
小山の上から周りを見渡し周りの景色をカメラに納めて下山。
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昨日は移動の途中に通過した街でレストランに立ち寄って食事をしたのだが値段が高い割に大した料理が出なかった。
今日は登山時と同様、朝ホテルで朝食時に昼用のパンと肉、それに果物を調達しておき途中の眺めの良い草原で食事をする。Ｍは先日マーケットで調達したワインも少々いただく。大自然に囲まれた中で食べる方が余程美味しい。
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| 午後１時過ぎにSuldenに到着。駐車場に車を留め山登りの装備をしてロープウェイの麓駅(1,930m)に向かう。 |
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| 大型のロープウェイに乗って一路山頂駅(2,600m)へ向かう。 |
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| 山頂駅を下りると眼前に雄大な景色が広がっている。 |
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| 此処から少々道を下って今日の宿泊場所Schaubachhutteシャウバッハヒュッテ(2,581m)に向かう。 |
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早速宿泊場所に案内して貰う。今日は込んでいて一番上の奥にある屋根裏部屋の二段ベッドだった。
万が一火事になったら先ず助かりそうもない。少々心配だが仕方がない。 |
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寝場所を確保したところで暗い山小屋を出て外のベンチに腰をかけ雄大な景色を眺めながら生ビールをいただく。至福の一時である。
向かいの雪山ではロープを結んだグループが峠を目指して登っているのが小さく見える。峠の向こう側には山小屋があるのだろう。 |
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山小屋の夕食。改めて生ビールで乾杯して明日の好天を願う。
夕食のメニューは鶏肉のステーキにジャガ芋、人参グリンピース添え。 |
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