今回のツアーではホテルが二つに分かれているため現地ガイドが午前9時前に我々をタクシーで迎えに来てくれて近くにあるもう一つのホテルへ向かう。そこから徒歩で賑やかな通りを通って入場口へ。
|
 |
| 入り口付近は昨日と同様真新しい広場の先に大きな塔の建つ入り口があり既に多くの観光客が詰めかけている。此処は映画アバターの舞台として取り上げられ最近世界的に人気の観光スポットとなっているそうだ。 |
 |
入り口にはこのような看板がかかっている。
入場券は二日間通用だが245元とかなり高い。 |
 |
| 入場してしばらく歩いて階段を上ったところに天子山と看板のかかったロープウェイの入り口がある。 |
 |
| ロープウェイは全長2100ｍ、標高差700ｍ、昨年新しくしたそうだ。料金は７１元。音も無く静かに動き出した。窓の前方、両側を見ると霧の間から林立する奇岩が次々に現れ正に息を飲むほどの絶景の中を頂上へと向かう。 |
 |
|
 |
| ケーブルを降りて緩やかな登りの道を賀龍公園に向かう。 |
 |
| 沢山の柱状奇岩が林立しているようなのだが生憎霧が深くはっきりと見えない。 |
 |
| 近くに塔があったのでそこに上ることにする。 |
 |
| 今歩いてきた道が見える。 |
 |
| 塔の回廊の反対側に回ってしばらく待つと林の後ろに岩が姿を現した。 |
 |
| 階段や緩やかな坂が続く天子山の尾根を巡りながら様々な奇岩を鑑賞。 |
 |
| 各展望台では観光客が多く眺めるのに一苦労。 |
 |
| なかなか霧が晴れず遠くの見通しはきかない。 |
 |
| そびえ立つ二本の岩山が頂上付近で結びついて天空の橋を形造っている所があり、多くの観光客がそこに押し寄せている。 |
 |
| だんだん霧が晴れて遠くの方まで見渡せるようになってきた。 |
 |
|
 |
| これらの岩山はそれぞれ地上から高さが2〜３00ｍあり全体を縦で写しても一枚の写真の中に収めることができない。 |
  |
|
 |
|
尾根伝いに奇岩見物を終えて帰りはエレベーターに乗って下りることになる。
このエレベーターは2002年に完成した高さ330mで世界一長い。1度に50人を積載できこの距離を1分で移動できる。 |
 |
中に入ると窓から途中まで外の風景が眺められる。
下に降りてトンネルを通り外に出て振り返ると確かに高いエレベーターの塔が岩にへばりついている。
このエレベーターはいわく付きのものでユネスコの世界自然遺産に認定されるときに自然破壊ではないかと議論されたそうだ。 |
 |
| 下に降りて向かいにそびえる奇岩を下から眺める。 |
 |
| 今日の観光を終えてバスに乗り市街に戻る。 |
 |
| レストランで夕食。 |
 |
観 劇
|
ホテルに戻ってから希望者だけバスに乗って１時間ほど離れた張家界市内の天門山の麓へ行き、ミュージカルを鑑賞する。
広い駐車場に多くの車が止めれられ、人々が続々とライトで照らされた門の中に入っていく。
|
 |
出し物は天門狐仙と書かれている。
|
 |
|
門をくぐって中に入るとそこは大きな野外劇場でおそらく観客数は数千人は入る規模だ。天門山を背景に中央には大きな池があり右側には大きな岩山、左側の斜面には何軒かの小屋が建ち並ぶ。
この劇場はこの出し物専用にセットされており１１月の末まで雨の降る日を除いて毎日上演しているとのこと。
我々が入場した時にはほとんどの席は埋まっていたが我々は中央の良い席が予め用意されていた。 |
 |
ショーの始まる前に天門山の描かれた大きな絵を見せながら何か説明をしていたが中国語なのでよく分からない。
|
 |
| ショーが始まるとまず左手の小屋が並ぶ場所から更に左側の階段に座った娘たちのコーラスから始まり、次にその中央に立つ男性の独唱が続く。 |
 |
| 次に左手の岩山の斜面に踊り子たちが次々に登場して踊りながら歌う。 |
 |
筋書きは狐の化身である女性に惚れた木こりが村人たちから迫害を受けながらも数千年の歳月をかけて愛を成就させるという内容。
細かい内容は中国語のため理解できないが、舞台が広く大がかりセットのため迫力は抜群。 |
 |
| 暗闇の中、はるか後方の山の上に月が出てそれを背景に狐の化身の女性が舞う。 |
 |
| 小屋に灯が点り、村人たちが木こりを追い出そうとする。 |
 |
娘と木こりは引き離されるが数千年後、願いが聞き届けられる。
左の山からするすると伸びる梁の先端に木こりが、そして右の山から延びる梁の先端に娘が立ち、それらの梁が空中で結ばれて一つの橋となって遂に娘と木こりは結ばれるところでフィナーレ。
|
 |
暗闇の中、左右の山から梁が伸びて先端に立つ男女（空中の白い二つの点）が遂に一つになる
|
 |
ライトが点り前の池から噴水が勢いよく湧き出て登場人物総動員でフィナーレとなる
|
